災害時スキマ活動とは?
今年4月に発生した熊本地震では、多くのボランティアや行政の活動が活発に行われ、被災地への支援や復興で活躍しました。
しかし一方で、たくさんの支援活動が行われるものの、支援物資が届かないなどの様々な課題が被災地に残りました。
例えば、大地震で多くの建物が倒壊すると、消防署は期待できませんし、行政が被災することも考えられます。
外部からの支援も多くなり、これに対応できるような機能を地域の役所だけで持つことは非現実的です。
その他の団体(社協・NPO・病院・町会等)でも、普段から事前の準備は、万全に整えていると思われますが、いざ大災害がおこると思いも寄らない課題に直面し、諸々の問題が発生して動けなくなるのです。
私たちはこのことを災害時スキマとよび、そのような状況で驚かず、恐れず、疑わず、惑うことなく活動できることが課題を減らす事となり、ひいてはあなたの大切な人を守ることにつながる事になると信じます。
この災害時スキマ活動は、被災地に住む人々が自ら行うことで、災害に遭っても周りの人々と力を合わせて粘り強く生き抜くことができ、被災した人々のダメージを減らし、その後の復興にスムーズ進行していくことができると考えています。
災害につよいまち、災害につよい人になって、ともに災害に備えましょう!